意外と長持ち!?白菜を瑞々しく保存する方法

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美味しい白菜の選び方

冬の寒さが厳しくなってくると、白菜が美味しい季節です。まるまるとした白菜は、冬に定番料理のお鍋はもちろん、しゃきしゃきとした歯ごたえを活かしたサラダや炒め物など、冬の食卓に欠かせない野菜です。長持ちしないと思われがちな葉野菜ですが、冬白菜はきちんと保存をすればずいぶん長持ちします。今回は、旬の瑞々しい白菜の美味しさを長持ちさせる保存方法をご紹介します。

カットされた白菜

上手に保存するために、まずは新鮮&美味しい白菜の選び方をマスターしましょう。
白菜を丸ごと1個買う時は、まず手に取った時にずっしりと重たく、しっかりと葉が巻いてあるものを選びます。次に葉の部分をチェック。葉が緑色(黄色に変色していない)で瑞々しく、シミや黒点がないが確認します。最後に裏返して、切り口の部分を確認です。切り口が黒ずんでいない、白いものが新しい証拠です。カット白菜は、断面が盛り上がっていないものが新鮮です。カットしてから時間が経つほどに断面が盛り上がってくると覚えておきましょう。

まるごと白菜の保存方法

気温の下がる冬場には、常温保存が可能です。乾いた新聞紙に包んで、日の当らない冷暗所に切り口を下に立てて保存します。野菜は植わっていた時に近い状態で保存することが長持ちのポイントのひとつです。ベランダ等の屋外の場合は、凍ってしまわないよう注意しましょう。
冷蔵庫に入れる場合も同様に、立てた状態で新聞紙+ラップでしっかりと包み乾燥を防ぎます。切り口の部分に切りこみを入れたり、切り口をくり抜き濡れたキッチンペーパーを詰めておくのもよいでしょう。一度に食べ切らない時はカットしてしまわず、外側の葉からはがして使う方が長持ちします。

白菜をカットして冷凍保存

中途半端に残った白菜は、適当な大きさにカットして固めに茹で、余分な水分を切ってからフリーザーバッグで冷凍保存可能です。冷凍してしまうとしゃきしゃきの歯ごたえは失われてしまいますが、くったりとやわらかくなり煮込み料理やスープにぴったりです。冷凍したまま使え、切る手間や煮込み時間も短くて済むので、時短料理にもなります。旬の美味しい白菜、ぜひまるごと買って上手に保存、冬に食卓に活躍させてくださいね。