縁起が良いだけではない「レンコン」
お正月といえばレンコン。茎の中心部に開いた穴が特徴的。この穴があることで、先が見通せるということから縁起物のお野菜とされます。油との相性が抜群なので、天ぷらや、きんぴらにすると美味しく頂くことが出来ます。
レンコンはその素晴らしい健康効果が評判なのはご存知ですか?古くから、食用の茎はもちろんのこと、蓮の種や葉、つぼみまでも漢方として使われており、重宝されています。レンコンにどんな効能があるかを知って、普段の食生活に取り入れたいです。
レンコンの効能
アレルギー改善
もはや国民病ともいえる花粉症。春先に鼻がムズムズし始めると、花粉症の季節が到来と憂鬱な気分になります。そんな花粉症の原因となる物質を抑制するタンニンというポリフェノールがレンコンには多く含まれています。1日20g、輪切りで1切れ食べ続けると、約2週間で効果が表れ始めると言われています。
滋養強壮
レンコンを噛んでいると出てくる粘り気。これはレンコンに含まれるムチンと呼ばれる成分です。ムチンには、粘膜の炎症を抑え、荒れた胃の粘膜を修復する働きがあります。消化を促す作用もあり、滋養強壮に効果があります。
アンチエイジング効果
レンコンにはビタミンCが豊富。その量はレモンの2/3程度といわれています。肌のハリを保つことが出来る、コラーゲンの生成を助け、皮膚の老化を防ぎます。さらに、食物繊維も豊富なため、便秘の解消などデトックス効果も期待できます。
レンコンのビタミンCは熱に強い
いかがでしたか?まさに万能野菜です。レンコンが旬を迎える冬から春先は、風邪、インフルエンザなどが流行り、鼻水や咳に悩まされます。さらに、乾燥による肌荒れも心配な季節です。レンコンのビタミンCは加熱に強いので、温かい料理で摂取することが出来ます。毎日のようにレンコンを食べれば、お肌がプルプルで、冬特有の病気や悩みと無縁になれるかも知れませんね。