レンコンの皮むき、どうしてる?
揚げ物や煮物、すってスープや団子に・・・いろんな料理に大活躍の「レンコン」。今回はさっぱりシャキシャキの酢レンコン(酢バス)の作り方をご紹介します!
れんこんは皮むきが必要ない食材というのはご存知でしたか?しかし、見た目の問題もあり、皮をむくことが多いようです。れんこんの皮は薄いので、包丁よりもピーラーを使う方が簡単に均一に皮がむけます。
アルミホイルをくしゃくしゃにしたものをたわしのように使って皮をむくという方法もあります。
皮をむいたら、3.4ミリ位の幅で輪切りにしていきます。歯ごたえがあるのが好きな方はもっと厚めに切るのをおススメします。
レンコンのあく抜き、何を使う?
そして、渋みや苦みの素である「アク」。れんこんもあくの成分であるポリフェノールを多く含んでいるといわれています。ただ、レンコンのあく抜きは「味」のためよりも「色」の変色を防ぐための意味合いが強いです。混ぜてしまったり、炒めるならば栄養のためにもあく抜きしなくてもいいかもしれません。
あくを抜くためには、レンコンを切った後、水に5~10分ほど浸します。長く浸しておくと、ビタミンCなど栄養素が流れて行ってしまうので気を付けます。
また、時間を短くするならお湯で3分茹でるという方法もあります。シャキシャキの触感がちゃんと残ります。水の場合も、お湯の場合もお酢やレモンを入れるとより変色を防ぐことができます。そうすることで、あくが抜けて渋みの少ない仕上がりになります。
酸っぱさの調整はお好みの水の量で
では、酢レンコンの作り方です。
- お酢、水、砂糖、塩を混ぜた調味液が入った鍋に入れて沸騰させます。
- 沸騰させた調味液にあく抜きをしたレンコンを入れ、再沸騰させます。
- レンコンを取り出し、粗熱が取れたら鷹の爪をのせて完成です。調味液も冷まして、タッパーに入れてレンコンと一緒に入れて保存します。
調味液ですが、自分で作る場合はレンコン1節で、以下の分量をおすすめします。
- お酢 100ml
- 水 100ml
- 砂糖 大さじ2
- 塩 小さじ1
酸っぱさが得意な方は水の量を少なくしたり、お酢のみで作るといいでしょう。
逆に、酸っぱさが苦手な方は、水の量を増やした方が食べやすくなります。
「すし酢」や「らっきょう酢」など出来合いの酢の中では「かんたん酢」がまろやかでレモンの風味が効いて美味しく感じました。
いかがでしたでしょうか?メインの料理の傍らでさっと作れるので、簡単に一品増やせます。甘酸っぱいれんこん酢はこってりした料理の箸休めにもなります。是非、レンコンを手に取った際は作ってみてくださいね!
ひださとこ