意外と難しい!野菜を英語で言ってみる<根菜編>

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野菜を英語で!は意外と難しい

普段使っている野菜も、いざ英語にするとすんなり出てこないものです。そこで野菜を英語で言ってみる!ということで、今回は根菜を英語にしてみました。知っているようで意外と知らない単語も多いのではないでしょうか?改めて、英語でお野菜を意識してみると普段気にしてなかったことにも気が付きます。

野菜を英語で言ってみる、根菜メジャー編

◆ にんじん:carrot(キャロット)
まずは、簡単なところから。さすがに説明不要ですよね。ことわざの「あめとむち」は英語ではcarrot and stickと言います。好物のにんじんと嫌いなむちで馬を走らせるというのが由来です。
参考:にんじんに関するラシックの記事

◆ 大根:Japanese radish(ジャパニーズ ラディッシュ)
radishが大根と思っている人も多いのですが、radishは二十日大根のこと。みなさんよくご存じ野菜宅配サービスのらでぃっしゅぼーやのパッケージに登場するキャラクターも二十日大根です。radish shootはカイワレ大根です。shootは芽という意味です。
参考:大根に関するラシックの記事

◆ カブ:turnip(ターニプ)

かぶら蒸し

蒸しかぶの美味しい時期ですね。各地の土地柄や気候に合わせ変異し、そうした固有のかぶはkabuでも通じます。例えば聖護院かぶのようなカブは、shogoin-kabuとそのままでも通じます。
参考:カブに関するラシックの記事

◆ じゃがいも:potato(ポテイト)
◆ さつまいも:sweet potato(スウィート ポテイト)
じゃがいもとさつまいもの違いは味はもちろんですが、実となっている部分も違います。じゃがいもは茎が大きくなったもので、さつまいもは茎と根が大きくなったものです。そのため、アメリカではさつまいもと区別してwhite potatoとも呼ばれます。

野菜を英語で言ってみる、根菜マイナー編

さて、ここから少しマイナーな野菜が登場です。

◆ 山芋:yam(イエン)
◆ 里芋:taro(タロ)

サトイモ

漢字にすると同じような野菜のイメージになりますが、全く違う作物です。最大の違いは食べ方、山芋は生で食べれます、一方、里芋は生で食べることは出来ません。

◆ ゴボウ:burdock(バードック)
かっこいいですね。ゴボウを食用にしているのは日本だけです。中国では主に薬用として用いられています。欧米の人にとって、ゴボウはあくまで木の根。日本人がゴボウを好んで食べていることに驚くとのこと。

◆ レンコン:lotus root(ロータス ルート)
lotus(ハス)のroot(根)でレンコンです。漢字では「蓮根」となり、そのままですね。こちらもゴボウと同じく欧米などでは食べる習慣がありません。
参考:レンコンに関するラシックの記事

◆ たけのこ:bamboo shoot(バンブー シュート)
bamboo(竹)の芽という意味です。
参考:筍に関するラシックの記事

◆ こんにゃく:konjak(コンジャック)
Devil's Tongue(悪魔の舌)やElephant Footとも呼ばれます。これはこんにゃくの花から由来しています。因みにこんにゃくの花は5年に1度咲くそうですが、匂いは褒められたものではないそうです。

次回は「実の野菜」編です。お楽しみに!

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