塩トマトの作り方を知って、料理のレパートリーも広がる!

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塩トマトは身体に優しい万能調味料

塩トマトの作り方

塩と食材を一緒に使った万能調味料やフードが根強い人気です。その中でも最近注目されているのが、トマトを塩漬けにした「塩トマト」。
トマトには強い紫外線から守るリコピンやビタミンC、内臓脂肪を減らすグルタミン酸などの女性の美容をサポートする栄養素がたっぷり含まれています。また、塩とトマトはミネラル分も多いので、夏に失われがちなミネラル補給もでき、“食べる”熱中症対策もできます。

簡単でお手軽な塩トマトの作り方

漬物は途中で何度か混ぜるなどの手間もかかりますが、塩トマトは材料さえあれば、保存する前に一度混ぜるだけです。

塩トマトの材料
・皮付きの完熟トマト…300g
・塩…15〜20g (※トマトの分量に対して5〜8%が目安)
・はちみつ…30g (※トマトの分量に対して10%が目安)
・つぶしたニンニク…1片(※おろしでも可)

塩トマトの作り方

塩トマト

1. トマトは中玉より大きければヘタ部分を除いて0.5〜1cmの角切りにする。プチサイズなら縦半分に切る。
2. 切ったトマトの果肉と汁を煮沸済みのガラス容器かホーロー容器へ入れる。
3. 2で用意した容器に塩・はちみつ・ニンニクを加え、軽く混ぜる。
(※ニンニクに抵抗がある場合、分量を減らしたり、抜いたりできます)
4. ふたを閉めて冷蔵庫に入れて一晩漬ける。

塩漬けしたトマトの水分には素材の旨みが凝縮されています。汁は捨てずに使って味わいましょう。
塩トマトは漬けた翌日から食べられますが、すべての素材の旨みが十分行き渡った2〜3日経過したものの方が食べやすくなります。

塩トマトの補足
・保存期間は冷蔵で約10日間です。
・トマトの品種は特に制限はありませんが、トマトの濃度や水分量によって、味や濃さに違いがあります。トマトの濃厚な味わいを好むなら、中玉のフルティカやミニトマトがおすすめです。

アレンジも自由自在!おすすめの塩トマト活用法

塩トマトアレンジ

塩トマトは加熱してもしなくても、あらゆる料理シーンに大活躍できます。調味料のように常時ストックしておくと便利です。スパイスやバジルなどのハーブ類、オリーブオイルなどを塩トマトに足すと、風味もアップし、また違う味わい方が楽しめます。試しに塩トマトを用いて、豆腐や白身魚などのあっさりした食材と一緒に食べてみました。お互いの味が引き立ち、組み合わせも抜群でした。おいしく食べて美容にも効果的な「塩トマト」。皆さんも試してみてはいかがでしょうか。

(文・写真 小田るみ子)