甘くて食感の良いトマトとは?トマト嫌いを克服する選び方

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好きな野菜1位、嫌いな野菜5位、両方にランクインするトマト

とある調査によると、最も好きな野菜のトップは「トマト」15.5%とダントツの一位でした。しかし、好きな野菜でダントツ1位だったトマトが、嫌いな野菜ランキングでも堂々5位にランクインしています。トマトは野菜の中でも好き嫌いがはっきりしていると言えます。トマトが嫌いな原因では1位に食感や舌触り、2位に酸味があげられました。食感、舌触り、酸味を克服するトマトの選び方は何なのでしょうか?

食感・舌触りが苦手なのは、柔らかいトマトを選んでいるから

トマトの選び方

トマトの食感が苦手という人は、柔らかいトマトを選んでいる可能性があります。一方で、食感の良いトマトは、食べた時に締まりがあり、トマトの「ブニュッ」とした嫌な感じをなくし、鮮度の良さを感じることが出来ます。

では柔らかすぎないトマトを見分ける方法はあるのでしょうか!?トマトのお尻の部分を見ると、たまに白い斑点のようなものが見かけられます。これはトマトが柔らかくなりすぎているサイン。食べた時にざらついた食感があったりします。このようなトマトは、甘みを薄く感じる事があります。トマトを選ぶ時には、お尻に白い斑点がなく、触った時に柔らかすぎない物を選ぶのが大切です。

酸味の原因はトマトの種類を間違えているから?!

トマトは、生でサラダにするとおすすめのトマトと、加熱で煮込み料理におすすめのトマトがあります。意外と知らないポイントです。トマトの酸味が気になる方は、煮込み料理におすすめのトマトを選んでいる可能性があります。サラダにおすすめの甘みがより強いトマトの種類は、いわゆる一般に出回っているピンク系をした「桃太郎」です。

一方、煮込み料理におすすめで加熱をすると甘みが倍増するトマトは、赤系の細長い形をした「イタリアントマト」です。こちらのトマトは生で食べると酸味があるため、トマトが嫌いだと答えた方は、「イタリアントマト」を生で食べている可能性も。甘くて生で食べても美味しいトマトを選ぶ時は、ピンク系の「桃太郎」を選びましょう。

文:菅野広恵