りんごが体に良いと言われている秘密
「りんごが赤くなると、医者が青くなる」という言い伝え、聞いたことありませんか?この言い伝えの由来には諸説ありますが、元々はヨーロッパで言い伝えられてきたそうです。昔からそんな風に言われるぐらい、りんごは世界中で体に良い栄養が含まれていることで知られています。日本でも風邪をひいて食欲がない時には、すりおろしたりんごを食べたり、体が弱っている時にもりんごなら食べられたりしますよね。
いいこといろいろ。りんごの栄養素
りんごには特筆してビタミン類が多く含まれている訳ではないのですが、りんごならではの栄養素が含まれていて、それがりんごが体に良いと言われている秘密です。
りんごの85%は水分です。残りの15%に含まれるりんごの主な栄養素は、ビタミンA、ビタミンC、カリウム、ペクチン、セルロース、ポリフェノール、クエン酸やリンゴ酸があります。
- カリウム———体内から塩分を排出してくれる
- 食物繊維———腸の働きをよくし、消化吸収を助ける。ペクチンの粘膜保護作用
- ビタミンC———消炎効果
- クエン酸、リンゴ酸———疲労回復に効果的
また果糖、ブドウ糖、ショ糖の3種類の糖分を含みます。消化・血行もよくしてくれるので、風邪のときやお腹の調子が悪い時に効果があるのです!
りんごに含まれている栄養とは?
クエン酸やリンゴ酸
りんごを食べた時に感じる酸味は、りんごに含まれるクエン酸やリンゴ酸によるもの。この酸味には疲労回復を助けてくれる作用があると言われています。疲れた時には、りんごに含まれるクエン酸やリンゴ酸が、疲労解消に役立ってくれます。
ペクチン
りんごに含まれているペクチンは水溶性の食物繊維で、便秘解消に良いと言われています。ペクチンは腸内で善玉菌を増やす働きをしてくれ、さらにコレステロールを包んで排出してくれる働きもしてくれるます。便秘解消だけではなく、腸内自体の調子も整えてくれるので、例えば下痢をしている時に食べるようにしても良いようです。
ポリフェノール
ポリフェノールにも抗酸化作用があります。さきほどの、ペクチンにも抗酸化作用があると言われるため、りんごにはダブルの抗酸化作用成分が含まれています。ペクチンもポリフェノールも多く含まれているのはりんごの皮の部分なので、できたらりんごは皮ごと食べた方がさらに栄養を余すことなく摂ることができるようですよ。
1日1個のりんごが元気の源になってくれるかも!
今回はりんごの栄養についてご紹介してきました。りんご自体の美味しさはもちろんですが、りんごを食べると様々な体に良い作用が期待できるのは嬉しいですね。美味しくりんごを食べながら、元気が作れたら最高です!毎日の食生活の中で積極的に摂るようにしてみても良いかもしれませんよ。
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