すり鉢を上手に使って、ほうれん草の胡麻和えを子供といっしょに
元気野菜の代表!ほうれん草。
栄養を逃さず美味しく茹でるポイントを押さえたら…次は「胡麻和え」に挑戦!
幼い頃、母のとなりで大きなすり鉢を抱えて手伝っていたのを思い出します。大きくて重たいすり鉢は、安定感はもちろん溝もしっかりと深く立派なものでした。すりゴマに練りゴマ、胡麻和えの素まで商品化されている今、すり鉢なしでも作れます。けれど、擦りたての胡麻の香りには勝てません。そこで私は、小さな台所にも収まり扱いもラクな直径20センチほどのすり鉢を使っています。ほうれん草1把を胡麻和えにするのにちょうどよい大きさで、最後はそのまま食卓へ!すり鉢生活の一部をご紹介します。
▲【和え衣:白胡麻 大さじ2/砂糖 小さじ1/醤油 小さじ2】
白胡麻が潰れてねっとりしてきたら、砂糖と醤油を加えてさらに擦ります。子どもは床に座り込み、手足ですり鉢を固定するのがやりやすいんだそうです。
ほうれん草胡麻和えの作り方
▲【ほうれん草の水気はギュッと絞って】
茹でて切ったほうれん草は、和え衣が薄まらないようギュッと絞って加えます。
▲【あえるときはゴムベラがおすすめ】
すり鉢の中の和え衣を集めるようにしてほうれん草にあえます。
仕上げはひねり胡麻で香り高く
▲【仕上げは「ひねり胡麻」で香り高く】
白胡麻を親指と人差指でつまんでひねると、胡麻の香りがぐんと際立ちます。
母がほうれん草の下処理をしているそばで、子どもたちがわーわー騒ぎながら和え衣をつくる時間はなんともいいひととき。ほうれん草の茹で上がりと同時に和え衣もできあがり。忙しいときこそ、親子の心が通う、栄養たっぷりの「ほうれん草の胡麻和え」を!