三月だというのに雪が散らつく寒い日が続きますが、大島農園さんからの野菜セットを開けると、ほら、春はすぐそこまで来ています。緑、緑、緑!みずみずしい葉物野菜が箱いっぱいに詰まっています。
「すぐに食べる!」がおすすめ
新鮮な野菜が届いたら、ぜひおすすめしたいのが、とにかくすぐに食べること。
葉物野菜のビタミンCは、収穫して常温に置いておくと、一日で50%、2日で89%が失われてしまうそう。チルド便は、鮮度と美味しさを保つだけでなく、大切な栄養価を逃がしません。収穫直後に近い状態で「すぐに食べる!」のがおすすめです。
大島農園さんの南信州野菜セット
葉がどれも元気で、横向きに持っても、姿勢良くピンと立ったまま!感動のみずみずしさです。ひとつひとつの野菜には、美味しい食べ方や鮮度を保つ保存方法、栄養についての豆知識がびっしりと書かれた、小さなお手紙が入っています。手書きの文字とイラストから、大島さんの野菜への愛情が感じられます。
「赤軸ほうれんそう」でサビつかない
野菜のなかでも目を引いたのは、赤と緑とのコントラストが鮮やかな「赤軸ほうれんそう」。いかにも美容に効きそうな、色気のある赤紫には、ポリフェノールのひとつ「アントシアニン」が含まれていて、体をサビつかせる活性酸素の働きを抑えるそう。
さらに、普通のほうれん草に比べて、アクやエグミが少ないので、水洗いするだけで食べることができます。火を通さずに、ミネラル分をまるごといただきます。
手作りドレッシングで満足度アップ
ドレッシング作りは、子どものお手伝い。擂り粉木で白ゴマを擂り、新玉ねぎのすりおろし、オリーブオイル、酢、レモン、塩、胡椒と混ぜ合わせます。クルトンの代わりに、焼き玄米をパラパラかけて食感を楽しみます。ドレッシングにひと手間かけると、サラダも立派なごちそう気分ですね。
木づかいのある食卓
箱根の山椒の木を大胆に使った、男前な擂り粉木です。自然のイボイボがあるので滑りにくく、子どもでもしっかりと持つことができます。ゴマ擂り姿がキマってます。