お浸しだけじゃない!ほうれん草の食べ方
ほうれん草は、濃い緑色がいかにも栄養満点な緑黄色野菜のひとつ。スーパー等の店頭では一年中見かけますが、空気が乾燥し寒くなってきた頃から冬の間が旬であり、もっとも美味しくいただけます。
スタミナアップにはほうれん草!?
ほうれん草には、カロテン・鉄分・カルシウム・ビタミンC・クロロフィルなどの栄養素が豊富に含まれており、体調を整えるためにも積極的に摂りたい野菜です。アニメのポパイでも、主人公のポパイがほうれん草の入った缶詰を食べてパワーパップ!ライバルをこてんぱんにやっつけます。ほうれん草は栄養価が高いので、子どもたちに積極的に食べて欲しいという思いが込められているのでしょうか。
ほうれん草を下ごしらえ
高栄養価でヘルシーなほうれん草ですが、アク成分も含まれています。ほうれん草を生で食べるとえぐみを感じますが、そのえぐみの正体は“シュウ酸”という成分です。シュウ酸は体内のカルシウムと結びつく作用があり、結石の原因になるともいわれています。ほうれん草を美味しく&安全に食べるためには、アク抜きをしてシュウ酸を取り除く必要があります。アク抜きは熱湯でさっと茹でればOKなので簡単ですが、栄養価を保つためにも買ってきたらすぐにまとめて茹でるのがオススメです。下茹でして軽く水切りした状態で冷蔵保存しておけば、ほうれん草を使った副菜が簡単に食べられますね。
とっても簡単!すぐに出来るほうれん草の副菜
ほうれん草の副菜で一番に思い浮かぶのはお浸しでしょうか?お醤油味はごはんにぴったりですが、いつもお浸しだと飽きてしまうし、手間がかかるのは面倒…。こんな時こそ下ごしらえしておいたほうれん草が活躍です。
【韓国風アレンジ】ほうれん草のナムル
ほうれん草のナムル材料
ほうれん草:1束
塩:小さじ1/2
ごま油:小さじ1
黒ごま:小さじ1
ほうれん草のナムル作り方
1)ボウルに塩・ごま油・半ずりにした黒ごまを入れ、よく混ぜ合わせる。
2)ほうれん草を入れ、和える。
好みで小さじ1ほどのおろし生姜やおろしニンニクを加えても美味しいです。肉料理の箸休めにもぴったりですよ。
【洋風アレンジ】ほうれん草のココット
ほうれん草のココット材料
ほうれん草:1/4束
卵:1個
塩:一つまみ
胡椒:少々
ほうれん草のココット作り方
1)耐熱ココットにほうれん草と、卵を割り入れる。
2)卵の黄身が破裂しないように箸で軽く穴を開け、電子レンジで1分半ほど加熱する。
3)塩・胡椒で味を整える。
レンジで簡単に出来るので、忙しい朝にもぴったりな一品。
下ごしらえをしておくと、調味料でさっと和えたり、炒めたりするだけで簡単に一品完成!栄養バランスばっちりの食卓になりますよ。