年中手に入る生姜、収穫最盛期は夏
年中手に入る便利な野菜、生姜。生姜焼き、カツオのたたきや冷奴の薬味など、たびたび食卓にあがるこの野菜、収穫最盛期は6月~8月。この時期は「新生姜」として白いものがスーパーで売られているのを見かけます。生姜は生で摂取するとジンゲロール、加熱して摂取するとショウガオールが体にやさしいお助け食材です。どちらも生姜の辛味成分で、血行促進の効果があると言われています。生で摂取できるジンゲロールには免疫力の向上や殺菌作用や解毒作用もあるとされており、生で食べるのと加熱して食べるので異なる効能が得られる食材です。
手作りジンジャーエールの作り方
旬の暑い夏の時期に、特におすすめのレシピは「ジンジャーエール」です。ジンジャーエール、手作りするイメージが全くなかったのですが、レシピを知ってびっくり。とても簡単に、生姜のさわやかな辛味を味わう一品ができあがります。
ジンジャエールの材料
- 生姜:1個
- さとう:100g
- はちみつ:50g
- レモン汁:大さじ2
- シナモンスティック:1本(あれば)
- 固形クローブ:4つ(あれば)
- 炭酸水:1本
作り方
1.生姜をすりおろす。
2.消毒した瓶に材料をすべて入れ、なじませて置く。
3.出来上がったシロップを炭酸水で割って、できあがり。簡単!
このシロップは常温で1週間以上持ちますので、一度作れば結構たのしめます。また、生姜とさとうは1:1が目安ですが、お好みで。きび砂糖や黒糖を使うと、よりこっくりとした味わいになります。シナモンスティックやクローブは、あればスパイシーさが増しておいしいですが、なくても十分楽しめます。
ジンジャーエールの作り方はいろいろ
今回は、ただ漬け込むタイプのレシピを紹介しました。短時間で楽しみたいときは加熱して作ると早いですし、生姜もすりおろすと扱いづらい・・・という方には輪切りで漬け込むのもおすすめです。(その場合は、繊維を断つ方向にカットするとより栄養成分が出やすいようです。)炭酸水で割った後に、甘さが足りないと思えばはちみつやガムシロップだけを足してもOKです。火を使わない漬け込みタイプのレシピは、お子様と一緒に楽しむのにもぴったり。ぜひ暑い夏を乗り切る「わが家のジンジャーエール」レシピ、自由にお楽しみください。