生姜は一度に使う量はほんの少し
血行をよくし、新陳代謝を高めてくれる「生姜」。簡単に手に入る素材ではありますが、一度に使う量はほんの少し。「またすぐに使うから…」とそのまま、冷蔵庫にポンとしまい、気が付いたら、残った生姜が傷んでいたり、干からびてしまった、なんてこと、心当りありませんか?今回は、いくつかの生姜を保存する方法をお伝えします。みなさんの料理のスタイルも様々ですし、生姜の用途も、多種多様。ご自身の料理の仕方によって、保存方法を選んだり、用途別におろし生姜、みじん切り、針生姜など、いろんな種類で保存して忙しい食事の準備をスムーズにしてみませんか?
簡単!生姜は用途に合わせて保存
出来るだけ、長く保存するために・生姜の選び方
触って固いものがオススメです。折れたり、切れたところが変色していないものを選びましょう。しょうがは皮つきの方が、香りが高いので、香りを楽しみにたい!という方には、皮つきのまま保存することをおすすめします。
旬の時にたくさん頂いた、安い時にまとめ買いをしたという方。小分けで保存するのがちょっと面倒…という方。丸のまま保存したい場合にオススメの保存方法です。よく洗ったショウガを、キッチンペーパーに包み、さらに上からアルミホイルで包んで冷蔵庫で保存。
※キッチンペーパーを変えれば1ヶ月保存可能。
密閉容器でひとかけらづつ、水に浸して保存
香りも立たせたい、調理が扱いやすいのがいい、そんな場合にオススメなのが、密閉容器での保存方法です。生姜を適当な大きさに切り、水の入った密閉容器で保存。冷蔵庫の見えるところに保管すると、うっかり使い忘れることもありません。水をこまめに換えることで、1ヶ月保存が可能です。水のかわりに焼酎につけると、より長持ちするとか。
使い道に合わせて、冷凍保存
食事の準備は、なぜだかいつも慌ただしいものです。薄切り、みじん切り、すりおろし、針生姜など、用途に合わせて、保存しておくと、食事の準備がずいぶん楽になります。冷凍保存の場合は、丸のまま冷凍すると扱いが大変なので、種類ごとに小分けにするして保存することをオススメします。ラップで薄く包み、菜箸などで、一回分の量を目安に後をつけておく。そうすると、使う際に小分けして使いやすいです。
針生姜:皮をむいて“かつらむき”にし、なるべく細く千切り。水にさらしてあと、キッチンペーパーなどで水気をきる。
みじん切り:薄切りを少しずつずらして、千切り。
すりおろし:おろし金にアルミホイル(またはラップ)を引いてすりおろすと、おろし金に生姜が残らず、後片付けもラクです。
生姜を上手に取り入れて健康生活!
健康で元気に過ごすためには、体を温めることが大事と言われる昨今、料理や飲み物などで、冬だけでなく、一年中、そして気軽に日々の食事に生姜を取り入れたい方は多いのではないでしょうか?みなさんの好みや、料理のスタイルに合わせた保存方法で、生姜のある毎日を楽しんでくださいね!