体を整えてくれる生姜
色んな料理に使われる「生姜」。
生姜焼きやスープ、酢生姜・・・レシピを検索すると、様々な料理が出てきます。
夏に収穫される「葉生姜」と秋に収穫される「新生姜」があります。私たちが通年で見かける黄土色の皮の生姜は「根生姜」と言われるもので、「新生姜」を2カ月以上保管したものです。新生姜と比べると根生姜は辛みが強く、繊維質なのが特徴です。
生姜を食べると体がぽかぽかしてきますよね。それは、血流を良くしてくれるからと言われています。なので、体が冷える冬だけでなく、夏バテによる体のダルさや胃腸の不快感にも効果的です。自分の体に合わせて摂りたい食べ物ですね。
生姜ごはんの作り方
そんな生姜ですが、ごはんに入れて焚きこみにして食べたことはありますか?魚やお肉、お味噌汁とよく合い、白米よりもついつい食べ過ぎてしまう美味しいごはんです。ふと、生姜の切り方で味にどんな変化が出るのかが気になったので、「すりおろし」「みじん切り」「千切り」この3種類で味比べをしてみました。
生姜ごはんの材料
- 米2合
- 生姜:30g
- 油揚げ:1/2枚
- 醤油:小さじ2
- 酒:大さじ2
- みりん:大さじ2
- 出汁昆布:5cm
- お好みで揚げ玉もおススメです。
生姜ごはんの作り方
1.米、調味料、だし昆布をすべて入れ、水を炊飯器の指定の場所まで入れる。
2.生姜、油揚げをいれ、スイッチを入れる。
作り方はこれだけ!
では、味の変化はどうだったのでしょうか?
刻み方で、生姜ごはんの味の比較
すりおろし生姜ごはん
すりおろした生姜のごはんは、香りが一番良かったです。炊飯器を開けた時に、生姜の香りがふわっと鼻に入ってきました。食べた時は、他の2つと比べて生姜が強く感じられず、生姜が苦手な方や子どもでも食べれるような感じでした。
みじん切り生姜ごはん
みじん切りの生姜ごはんは、一番食べた時に生姜の味とごはんの味がバランスよかったです。生姜の味も楽しめながら、口の中でおかずの味も壊さない。他の2つと比べて、私は定番で作るならみじん切りだと感じました。
千切り生姜ごはん
千切り生姜ごはんは、生姜の食感が一番残っているので、ごはんだけで食べれてしまう一品になりそうです。特に生姜好きな方におススメです。
いかがでしたでしょうか?切り方でこんなに風味や食感が変わるのかと食べ比べて思いました。体の調子を整えたい方におススメした生姜ごはん是非、ご自分のお好みの切り方を見つけて試してみてくださいね。
文・写真 ひださとこ