うちのふりかけは手作り!出汁がらエコクッキング

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出汁がらをどうしていますか?

出汁ふりかけ

出汁をとった後の鰹節には良質なタンパク質が含まれているので、捨てるのはもったいですね。再利用の良い方法はふりかけにすることです。毎回出汁をとった後に作るのではなく、数回分の出汁がらをまとめてふりかけにすれば量もそこそこにできますし、時間を無駄にしないので、おススメです。市販のふりかけには添加物が含まれていますから、手作りふりかけはなによりも身体にもとても良いですよ。

かつおぶしの出汁がらで作る

出汁がらかつおぶし:100gくらい(水気を絞った状態)

合わせ調味料
濃口醤油:大さじ4
みりん:大さじ2
酒:大さじ2
砂糖:大さじ1と1/2

出汁を取った後、かつお節は軽く搾って冷めてから冷凍します。ある程度たまったら自然解凍し、水分を搾り、お皿やざるに広げて数時間乾燥させます。
(急いでいたらお皿に広げてレンジにかけて水分を飛ばします)

出汁

その後、鍋に移して空炒りし、さらに水分を飛ばします。焦げやすいので注意しながら炒り、パラパラにします。多少大小大きさが違っても大丈夫です。時間をかければかなり細かくなり調味料が混ざりやすくなります。ご自身の好みと根気と時間で見極めて、合わせ調味料を入れ弱火で煮詰めます。さらに焦げやすくなるので注意しながら混ぜます。

ふりかけ

今回は鰹節の炒った状態はやや大きめです。(個人的におにぎりに混ぜた時鰹節の存在感がある方が好きなので)お好みで胡麻をいれてもいいですね。おにぎりにちりめんじゃこやチーズと混ぜたり、納豆や、卵焼きにいれたり…アレンジして美味しく使えます。

出汁の再利用はエコクッキングです

出汁がらは増えすぎるとふりかけにするのが大変になるので、4〜5回分とある程度やりやすい量になったら作りましょう。捨てがちな大根や蕪、にんじんの葉を刻んでふりかけに混ぜれば栄養価アップにもなります。家庭から食材の無駄を出さないようにエコクキングすることが、世界的に大きな課題となっている食品の大量廃棄問題の改善の小さな一歩に繋がるかもしれません。日本の家庭からふりかけを作りながら、世界的に広まるキーワード「モッタイナイ」を考え直してみませんか?

(文・写真/星雅美)

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