タケノコのあく抜きは重曹を使って時間を短縮!

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時間がかかる、筍のあく抜きを時間短縮

1年を通して水煮の状態で市場に出ている筍。桜がちらほら咲き始めると鬼皮が付いた生の筍が出回り、春の陽気を感じます。生の筍を味わえるのは年間を通してもこの時期だけ。今年は1回は家で茹でてみるぞ!と決めたものの、結局面倒さが勝って何もしないまま旬が過ぎていく…なんて経験、思い当たる節はありませんか?

筍を重曹であく抜き

新鮮な筍ほど、えぐ味が少なく甘味があり、掘り起こしてから時間が過ぎたものほど、えぐ味が増します。美味しい筍料理を楽しむには、ぬかを入れてじっくりゆでるのが昔ながらのアクの抜き方でした。しかし、現在では技術の進歩により鮮度のよいものがスーパーなどで並ぶようになり、短時間でとあるものを使ってゆでるだけで、簡単にアクを抜くことができるようになりました。

「重曹」別名ベーキングソーダとは?

重曹

そのとあるものとは「重曹」。別名ベーキングソーダと呼ばれ、自然界に存在する天然の物質です。最近では入浴剤や化粧品に使われる方も増え、お持ちの方も少なくはないでしょう。重曹は弱アルカリの性質を持っているため、山菜や筍などのアク成分を溶かし、しっかりとアク抜きができるのです。

重曹を使った筍のあく抜き方法

たけのこあく抜きを重曹でする

筍のアク抜きをする場合は、1リットルの水に対して小さじ1杯程度の割合で重曹を入れます。それを沸騰させ、鬼皮をむいて根元のかたい部分を少し切り落とし、半分に切ったタケノコを入れます。筍の色も、通常の下処理とはちょっと違った色になります。

たけのこを重曹であく抜き

水が減ってきたら適宜たし、30分間弱火で茹でます。竹串をさして、すっと通ったら茹で上がりです。そのまますぐに料理に使うことができます。使いきれない分は茹で汁に付けたまま冷まし、タッパーなどの密閉容器に入れて、新しい水に浸けて冷蔵庫で保存します。茹でた筍からもアクが出てくるため、水は毎日交換しましょう。
筍の少し残るえぐみも旬の味わいです。今回ご紹介したアク抜き方法をぜひマスターして、この時期ならではの少しビターな大人の風味を、ぜひ楽しんでくださいね。