新鮮でおいしい大根の見分け方/選び方

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おいしい大根の選び方をまなぶ

寒さも本番な時期がやってきました。そんな時期に旬を迎えるお野菜といえば、大根ですね。スーパーをはじめ、今では一年中野菜売り場で姿を見かけるようになった大根ですが、本来の旬は秋から冬。空気が乾燥し寒くなると、みずみずしく甘みもぐんと増してきます。また収穫量も多いので、価格もお手頃。積極的に食べたい冬のお野菜です。

おいしい大根を見分けるコツは?

新鮮な大根の見分け方

まずは、大根を手に取ってチェック

持った時にずっしりと重みを感じるもの、表面がすべすべと滑らかなものを選びます。水分たっぷり瑞々しい美味しさが詰まった大根には重みがあり、表面もしっとりしています。生育中に水分が足りていない大根は、ひげ根がおおく表面がでこぼこしていますので、避けましょう。

大根の見た目でチェック

大根の皮(表面)はピンと張りがありますか?大根は色が白く、全体に張りとツヤがあり、滑らかなのが適度な水分を与えられて育った証拠です。また、形はまっすぐで、どっしり太いものを選びます。産直市場や家庭菜園などで見られる二股以上に分かれている大根ですが、土の中の水分・栄養分の不足が分かれてしまう原因の一つと言われています。

細くなった部分も食べられますので、新鮮なうちに大根おろしやサラダでいただくのがおすすめです。少人数家庭の場合、カットされたものを選ぶこともありますね。新鮮なうちに食べ切れる量を買うのも、選び方のポイントです。カットされた大根を選ぶ時にまずチェックするのは、「断面」です。断面にスやひび割れはありませんか?スがあるものは中の水分が抜けて鮮度が落ちています。断面にスやひび割れがなく、きめが細かいものを選びましょう。

葉付き大根があれば、迷わず選びましょう。

大根は手に入るようなら、葉付きのものを選びましょう。葉の部分には根に含まれないビタミンや微量栄養素も含まれており、捨ててしまうのは勿体ない部分です。大根の葉は鮮やかな緑色でまっすぐに伸びているものが新鮮です。茎の部分が黄色く変色しているものは収穫後時間が経っている場合がありますので、注意しましょう。

また、葉が根の水分や栄養を吸ってしまいますので、買ってきたらすぐに切り離します。切り離したら、それぞれが乾燥してしまわないよう、新聞で包んだり保存袋に入れたりしてから冷暗所で保存するのがオススメです。

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