枝豆の茹でたての香りは最高!
子どもの頃、枝付きの大きな束を新聞紙に広げて、一つ一つ枝豆を取る作業をよく手伝ったものです。冷凍枝豆がどこのスーパーでも手に入り、1年中食べられるものの、やはり茹でたての美味しさは格別です。流通網の発達により、近頃では手に入る枝豆の種類や収穫時期も幅広くなり、初夏から秋口まで楽しめる枝豆。東北地方などで昔から作られてきた「ずんだ餡」にして、枝豆の香りと甘みをおやつで味わってみませんか?
枝豆を茹でる
材料
- 枝豆 (サヤ付き・枝から外したもの):300g
- 塩:小さじ1
- 水:1カップ
1.洗う
枝豆はサヤをこすり合わせるようにして産毛を取りながら洗う。
2.下処理
枝豆を鍋に入れ、塩を加えて全体にまぶす。
3.茹でる
水を加えて火にかけ、沸騰後5分茹でる。(柔らかめに茹でるとつぶしやすい)
ずんだ白玉の作り方
ずんだ餡の作り方
材料
- 枝豆(茹でてサヤから出したもの):120g
- 砂糖:大さじ3
- 塩:ひとつまみ
1.枝豆を茹でたら
茹でた枝豆はサヤから出し、薄皮をむく。
2.枝豆をつぶす
すり鉢であたり、つぶれてきてたら砂糖を加えてさらにあたる。
3.味を調える
好みのつぶし加減にし、塩を加えて味をととのえる。
白玉だんごの作り方
材料
- 白玉粉:100g
- 水:90ml程度
1.こねる
ボウルに白玉粉を入れ、水を少しずつ加え、生地がなめらかになるまでこねる。
2.丸める
棒状に伸ばし、端から一口大に切り、手のひらで丸める。
3.茹でる
沸騰した湯に落とし入れ、浮いてきたら2〜3分茹で、氷水にとる。
4.完成
器に白玉だんごを盛り付け、ずんだ餡を添える。
おいしさの秘密は手間とおしゃべり
ずんだ白玉は親子で楽しむおやつ作りにもおすすめです。新聞紙を広げて枝豆を枝から外したり、残った枝を新聞紙に包んで片付けたり、子どもにできる作業がたくさんあります。薄皮を剥くのも、すり鉢作業も、一見大変そうに思えるけれど、親子でおしゃべりしながら一緒にやればなんのその。色鮮やかでなめらかなずんだ餡を味見すれば、きっと「早く白玉つくろ〜!」って声が上がるはずです。バニラアイスにずんだ餡を添えた「ずんだアイス」もぜひ!