梨でつくる夏デザート
夏のデザートと言えば、フルーツ、ゼリー、アイスクリームなどが定番ですね。夏休み中でお子さんがお家にいることの多い時期、おやつに困ることもありますよね。間食にもう少しバリエーションが欲しいな…と思ったら、旬の梨にひと手間加えて作り置きできるデザートはいかがでしょうか。梨は8月から出始め、秋に旬を迎えます。熱を和らげる効果があるといわれおり、大人も子どももこの暑い季節に食べたい食材です。疲労回復に役立つアミノ酸の一つアスパラギン酸が多く含まれており、夏バテ予防にも、もってこいの食材です。
今回ご紹介する梨の砂糖煮は大人が食べても十分美味しく、多めに作っておけば「常備梨」として数日分のおやつとして使いまわしできます。材料がシンプルなので作りやすいですし、その分アレンジの使い勝手も抜群です。
梨砂糖煮の作り方
【梨の砂糖煮】
〇材料
- 梨:2個
- 水:100㏄
- 砂糖:大さじ2
- レモン汁:少々
〇作り方
1、梨は皮をむき、16等分に切ります。薄めに切ると味がしっかり染みこみます。
2、切った梨と水、砂糖、レモン汁を鍋に入れ火にかけます。焦げないように時々混ぜながら20分~30分コトコトと煮込みます。
3、実が透き通ったら火を止めます。粗熱がとれたら保存容器に入れて冷蔵庫にストック
アレンジの仕方もいろいろ
〇アレンジ例1
サンドイッチに。
少しお腹がすいたときなどいかがでしょう?
〇アレンジ例2
氷と刻んだ梨、残っていたらシロップをミキサーにかけるとスムージーになります。暑くて冷たいものが飲みたい時におすすめです。
シンプルにヨーグルトの上の乗せても美味しそうですね。他にもホットケーキミックスと混ぜて焼くとプチマフィンに、サイダーにいれたらフルーツポンチにも。色々使えます。アレンジメニューの行程は「乗せる」「混ぜる」など、お子さんも簡単にできる作業ばかりです。お子さんと一緒に作って食べられたら、この夏の美味しい思い出になりそうですね。
写真・文 三上優美