カニってどんな食べ方がある!?
刺身・ボイル・焼き蟹・カニすき・蟹しゃぶ・グラタン・・カニの食べ方はさまざまです。もっともシンプルな食べ方はやはり「刺身」でしょうか。刺身で食べるからには活きの良さが何より大切。つまりカニの産地で味わうのがいちばん!ということになります。
産地も旬も限定されますが、だからこそカニの産地を訪れた際にはぜひ刺身の美味しさを満喫したいものです。そして、カニの旨味をしっかり味わうにはやはりボイル=「茹で蟹」でしょう。程よい塩加減で茹でてあるため、殻を外してそのままいただけばカニの旨味を堪能できます。カニ酢が添えられることも多く、カニ酢につけるとさっぱりいただけます。
活ガニが手に入った場合は「焼き蟹」もおすすめです。プクッと膨れたカニの身はもちろん、旨味と香りを両方味わえるのが焼き蟹の醍醐味です。あらかじめカニの脚だけがパッケージされた「カニすき」「蟹しゃぶ」用の商品もあり、自宅で手軽に味わうことができます。
「松葉ガニ」オス・メスそれぞれの美味しさ
今やインターネットで旬の松葉ガニを注文できる時代です。「産地直送」の文字通り、水揚げされたそばから全国各地へ届けられるのです。そうは言っても・・そもそもオスとメスどちらを注文すべき?どっちが美味しい?などはじめて注文するときは戸惑ってしまう方もいるでしょう。
松葉ガニは、オス・メスそれぞれの美味しさがあるんです。いわゆる「松葉ガニ」と呼ばれるカニはオスのこと。オスは全体的に大きく、太く長い脚には身がぎっしりと詰まっています。一方メスは「親がに」と呼ばれ、小ぶりなので身の量ではオスに敵いませんが、何と言っても甲羅の内側に隠れた「子」が魅力です。
「浜茹で」ってなんのこと!?
「松葉がに」をインターネットで注文する際に「浜茹で」と書かれてあるのを見かけます。「浜茹で」とは、水揚げされてからすぐに漁港の近くで茹で上げることです。獲れたてをすぐに茹でるために美味しさを損なわないのはもちろん、程よい塩加減で茹で上げ、冷まし、そのまま全国へ直送されるのです。
大きな松葉ガニを自宅で茹でようと思うと、まずはそのまま茹でられる鍋が必要ですし、慣れない作業は思いのほか難しいもの。茹でるのは難しそう・・という方には「浜茹で」のカニがおすすめです。