シンプルだけど最強、蒸しかぶの作り方

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数ある野菜の中でもダントツの美肌の持ち主、カブ

かぶら蒸し

数ある野菜の中でもダントツの美肌の持ち主、カブ。きめ細かくツヤツヤした白い肌に日本中がうっとりとする季節がやってきました。日本はカブ大国。弥生時代から全国各地で、各地の風土により形を変え、たくさんのカブが栽培されてきました。中には白肌のカブではなく、赤や黄色、黒など色とりどりのカブがあり、少しずつ生産量も増えてきました。
カブは品種によって性質が全く異なります。5分もしないうちに煮崩れしてしまうもの、30分以上煮込んでも何ともないもの。色に惹かれて買ったカブ、ゆでると色素が抜けて真っ白になってしまった、という話も聞きます。

シンプルだけど最強、蒸しかぶの作り方

今回はどんなカブでも失敗なく美味しく食べられる「蒸しかぶ」をご紹介します。
カブはタワシでこすりながら流水でよく洗い、葉を2cm程度残して切り落としたら、大きいカブは縦8等分、小さいカブは縦4等分のくし切りにします。
蒸気の上がった蒸し器に入れ、蒸気を保った状態で約5分蒸します。フタをあけて竹串をさして、固さを確認してください。固ければ、さらに5分蒸します。

かぶの蒸し方

お好みの固さに蒸し上がったら出来上がり、あとはお皿に盛り付け、お好みの田楽味噌やドレッシングをかけてお召し上がりください。色がゆで汁に流れ出ることもないので、栄養まるごといただくことができます。

かぶを蒸す方法

カブを蒸すには蒸気の力がおすすめ

カブを蒸すという調理法、とても万能なんです。買ったまま放っておいて、水分がぬけて固くなったカブもこの方法で蒸せば、ほっこり柔らかな食感になります。
最近は手軽に電子レンジで蒸し野菜を作ることができますが、カブはとても繊細な野菜です。蒸気の力で優しくじっくり加熱することで、カブの美味しさを引き出すことができるのです。

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