赤梨と青梨どちらが好みですか?
梨には青梨と赤梨の2種類あります。青梨は「二十世紀」のような果皮が 緑色。糖度はやや低く酸味があり水分が多く、歯ごたえがあります。赤梨は「豊水」や「幸水」など。果皮が茶色で糖度が高いのが特徴です。
近年、西日本では酸味と甘みを兼ね備えた青梨が好まれ、関東圏では甘い赤梨が好まれる傾向にあります。あなたはどちらの梨がお好みですか?
おいしい梨の見分け方は、“太陽の恵みを浴びた証”
美味しい梨を選ぶ秘訣を鳥取の梨農家、前田さんに教えていただきました。
果皮の色味が濃いものを選びましょう。
青梨はより明るい黄みがかった緑が甘み酸味のバランスが良いです。
また赤梨はより黄色く赤褐色であるものが美味しいです。
“ツブがたくさんあるものが美味しい”といわれますが、これは袋掛けをするものは点が目立たなく、しないものは点が大きく目立つからです。つまり後者がお日様を浴びていることになります。
前田さんは果色や品種の特性、過去のデータで収穫時期を決めています。大きさ、重さでは判断つきにくく、美味しい梨選びには色に注目するのが一番のようです。
知っていますか?梨のおいしい部分。
軸の下であるお尻の部分が甘い傾向にあります。穴の部分が元気に張っている、お尻がふっくらしているものがお勧めです。頭からかじり味を比べてみてください。
また冷やして食べた方が甘み成分が増し、果肉が引き締まるので美味しいです。保存するときには梨を新聞紙で包み、ビニール袋に入れ、冷蔵庫の野菜室に入れておきます。では!キリっと冷やした梨で秋のデザートタイムを楽しみましょう!