いつも同じ野菜ばかり使っている?
いつも同じ野菜ばかり使っているので栄養が偏っている気がする。スーパーの野菜売り場に行っても、料理まで考えるといつもの無難な野菜を買ってしまう。こんな悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか?
様々な種類の野菜をまんべんなく取ることは、健康維持にも直結します。
ガン予防に必要な「毎日変化のある食生活」
厚生労働省が発表している統計では、日本人の死因のおよそ3人に1人はがん(癌)です。がんによる死者は戦後急速に増え、現在も増加傾向にあります。原因は、野菜を中心とした食事から、欧米風の食事への食生活の変化にあるといわれています。国立がんセンターも、がん予防に必要な12の項目の中に「バランスのとれた栄養」と「毎日変化のある食生活」を含めているほどです。
つまり、野菜を食べることはもちろんですが、季節に応じたバラエティ豊かな野菜を摂取することが健康を維持するために大切なポイントになります。
宅配野菜セットだと1年間で届く野菜は60種類近く
とは言うものの、頭では分かっていても、中々そこまで手が回らない程忙しいですよね。そんな方には、野菜の宅配をおすすめ。野菜を宅配してもらうメリットは数多くありますが、その一つに「野菜のバラエティ」という点も見逃せません。
もちろん、出荷側の目利きで組まれる野菜セットはスーパーでの買い物の様に、全て自分で選べるわけではありません。それでも、旬な野菜が自宅に届く状況を、半ば"強制的に"作り出す大きなメリットがあります。
例えば香川の代表的な吉村さんの野菜セットだと、毎月8-10種類前後の野菜が送られて、1年間で60種類近くの野菜が届きます。
冬は根菜と肉類メインの鍋や煮物が多くて、春は山菜・ほろ苦い物。夏は茄子など実の野菜が多くて、秋は栗御飯、芋……など、何となく春夏秋冬で野菜の季節感が分かって来ます。せっかく料理をするのであれば、健康のために!というだけではなく楽しくおいしく食べたいですね。