お弁当の彩りに いんげんと人参の胡麻和え
お弁当の彩りといえば、ミニトマト、ブロッコリーが定番・・・。という方も多いのではないでしょうか。調理の手間も必要なく、鮮やかな彩りを添えてくれる食材でいいのですが、今回はちょっと目線を変えて夏野菜のいんげんを使った胡麻和えを提案したいと思います。
胡麻和えはお弁当のおかずに最適
胡麻和えというと手間がかかりそう、と思っていらっしゃる方もいるかもしりません。シンプルな材料と調味料で手軽に作れますし、胡麻が野菜からでる水分を吸ってくれるので、お弁当のおかずとしても最適と言えます。
今回は、旬を迎えるいんげんと、赤味の彩りににんじんをプラスした胡麻和えをつくりますが、、定番のほうれん草、いんげん以外にも、他の野菜、春夏は、スナップエンドウ、アスパラ、秋冬は、春菊、れんこん、ごぼう・・・なども合いますので季節によって具材を変えて作るのもおすすめです。
いんげんと人参の胡麻和えの作り方(お弁当の2人前)
胡麻和えの材料
- いんげん:4本くらい
- にんじん:3㎝くらい
- 調味料:いり胡麻 大さじ2
- 醤油:小さじ2
- 砂糖:小さじ2
01.さやいんげんの下処理
いんげんは筋がある場合は筋を取り、*3㎝長さに切る。人参も皮を剥き、食べやすい短冊切りにする。
*筋を取るのは、へたを折ってすーっと引けば筋が取れます。最近はないものも多いです。
参考記事:いんげんの筋取りをマスターする、簡単に筋を取る方法
02.いんげんを茹でる
小鍋にお湯を沸騰させ、にんじんを3分ほど茹でて、好みの堅さになったらざるに上げて冷まします。続いて、塩を湯に加えて、いんげんを茹でます。2~3分茹でて好みの堅さになったら水に取り冷ましたら水から上げておきます。
03.胡麻和えの完成!
ボウルに醤油、砂糖、いり胡麻を手ですりつぶしながら入れて合わせます。水気をよく切った、いんげん、にんじんを加えて合わせて出来上がりです。
作り方のポイント気をつけていただきたいのは、野菜の茹で加減と、茹であげた野菜の水をよく切ること。野菜の茹で加減によって出来上がりの味、食感が大きく変わりまし、水気が残っていると味が薄まります。実際に食べて、茹で加減を確かめてみて、好みの茹で加減、味つけをみつけてください。
お弁当の献立:人参といんげんの胡麻和え、玉子焼き、鶏もも肉の照り焼き、ゆかりごはん。
写真・文 野菜ソムリエ・料理家 三木れいこ