他の果物とは違う!梨の食べごろとは?

総合評価: 4.035 件のレビュー)

梨の食べごろをご存知ですか?

お盆を過ぎた頃、通販などで届きはじめる梨。日本の晩夏から秋に欠かせない果物です。みなさんは届いた梨の食べごろがいつくらいかご存知ですか?届いた梨をおいしく頂くために梨の食べごろについて知っておきたいですよね。

なし食べ頃

梨の食べごろを正しくしるためのキーワード「追熟」

梨の食べごろを知るには「追熟」というキーワードが欠かせません。
果物は、樹の上で熟してから収穫するものと、収穫してから熟させるもの、と大きく2つの種類があります。この収穫してから熟させることを「追熟」といいます。追熟させる必要がある果物を、冷蔵庫に入れてしまのはダメです。なぜなら、追熟が進まず、おいしく食べることができないためです。

普段、わたしたちは、知らず知らずのうちに追熟を行っています。例えば、果物がまだ甘くなければ、しばらく置いてみたりすると思います。これは立派な追熟。でも気を付けなければいけないのは、追熟しない果物を、おいしくないからと熟すのを待ってもおいしくならないのです。むしろ腐って行くだけになります。

梨は追熟しない果物

追熟の仕組みを知らなければ、梨の食べ方を間違えてしまうことになります。梨はりんごやメロンなどと違って追熟しない果物です。そのため、ご家庭に届いたタイミングが食べごろ、一番おいしく頂けます。日が経つにつれ美味しくなることはありません。

そうはいっても一度に中々食べることは難しいです。そうした場合は、梨をラップで包み、冷蔵庫の野菜室などに新聞紙で包んで保存すれば、1週間程度はおいしくいただくことが出来ます。保存するときには、ヘタの部分を下側にします。そうすることで底にたまりやすい甘みが実全体に広がります。切り方ひとつとっても、家族で楽しめる梨!食べごろを逃さず頂きたいです。

関連記事